日経平均は4日ぶり反発、朝安後に高値引け 金利上昇一服を好感

日経平均は4日ぶり反発、高値引け

東京株式市場で日経平均株価は63,923円で取引を終えた。前日比+439円、騰落率は+0.69%だった。

始値は63,672円で、取引時間中には63,210円まで下げる場面があったが、その後は持ち直した。終値は取引時間中の高値と同じ63,923円となり、日経平均は4日ぶりに反発した。

朝安後に切り返し、終盤にかけて上げ幅拡大

本日の値動きで目立ったのは、安値から高値引けまでの切り返しだった。朝方は方向感を欠き、模様眺めの雰囲気が強かったとみられる。

高値圏にある相場では、短期的な利益確定売りや上値の重さが意識されやすい。一方、後半にかけては買いが優勢となり、日経平均は取引時間中の高値で終了した。

金利上昇一服を好感、円安も支援材料に

市場では、金利上昇の一服を好感したとの見方が出ている。金利上昇は株式の相対的な割高感を意識させる要因となるため、警戒感が和らぐ局面では株価の支えになりやすい。

ただ、超長期金利の上昇も意識されており、金利動向への警戒が完全に後退したとは言い切れない。きょうの相場は、金利を巡る見方が交錯する中で、後半に買いが優勢になった展開と整理できる。

為替市場では円が下落し、対ドルで155円台前半と伝えられた。円安は一般に輸出関連企業の採算改善を連想させる材料になりやすく、株式市場では支援材料として意識された可能性がある。

一方で、原油高も伝えられており、企業コストへの影響を警戒する見方も残る。複数の外部環境が入り交じる中、日経平均は取引終盤にかけて強含んだ。

65,000円回復を意識、外部環境の見極め続く

今後については、日経平均が65,000円に向けて回復できるかが市場で意識されている。一方で、年内に60,000円台を維持できれば十分との慎重な見方もある。

短期的には高値圏での値動きが続く中、金利や為替、原油価格への反応を見極める局面とみられる。

株式投資には価格変動などのリスクがあり、相場の見通しは変化する可能性がある。投資判断は、最新の情報を確認したうえで自己責任で行う必要がある。

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