日経平均は続伸、213円高 FOMC通過も日銀会合控え上値重い

日経平均は64,136円、朝高後に伸び悩み

日経平均株価は64,136円で取引を終え、前日比+213円、騰落率は+0.33%となった。続伸したものの、始値と高値はいずれも64,644円で、朝方の上昇後は伸び悩んだ。安値は63,825円だった。

米連邦公開市場委員会(FOMC)を波乱なく通過したことが安心材料となる一方、日銀金融政策決定会合を控え、相場全体は方向感に乏しい展開だった。

FOMC通過の安心感と日銀会合前の様子見が交錯

本日の相場では、米FOMC通過後の安心感と、日銀会合を前にした様子見姿勢の綱引きが意識されたとみられる。海外要因を巡る大きな波乱がなかったことは、投資家心理の下支えになった。

一方、国内では日銀の政策金利を巡る市場の見方が引き続き注目されている。将来的に2%が視野に入るとの観測もあり、金利の先行きが意識される中で、積極的に上値を追う動きは限られたとの見方がある。

買い一巡後は利益確定も、下値では買い

値動きをみると、寄り付き時点では前日終値を大きく上回ったが、その後は上値を維持できなかった。高値が始値と同じ水準にとどまったことから、買い一巡後は利益確定や様子見の売りが出た可能性がある。

一方、安値を付けた後は下げ渋り、終値ではプラス圏を確保した。地合いはやや弱含みながらも、下値では買いが入る展開だったと整理できる。

金利低下が支えも、政策会合前で反応は慎重

国内金利を巡っては、日銀オペで需要が確認され、金利が一転して低下したとの見方もあった。金利低下は株式市場にとって一定の支えになったとみられる。

ただ、日銀会合を控える状況では、金利動向に対する市場の反応は慎重だった。金融政策への思惑が相場の上値を抑える一方、過度な警戒感は広がらず、指数は小幅高で取引を終えた。

大型株の一角が指数を下支え

個別では、日経平均へのプラス寄与上位としてファーストリテイリング、ソフトバンクグループ、リクルートホールディングスなどが挙げられている。大型株の一角が支えとなり、相場全体は方向感を欠きながらもプラス圏を維持したとみられる。

焦点は日銀会合後の金利見通し

今後は、日銀金融政策決定会合を受けた金利見通しへの市場の反応が焦点となる。政策金利の先行きに関する見方が変化すれば、株式市場の物色や指数の方向感にも影響する可能性がある。

投資には価格変動などのリスクがあり、投資判断は自己責任で行う必要がある。

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