日経平均は3日ぶり大幅反落
日経平均株価は前日比1,131円安の65,269円で取引を終えた。騰落率は-1.7%。買い先行で始まったものの、その後は売りが広がり、3日ぶりの大幅反落となった。
プライム市場では7割超の銘柄が値下がりしたとされ、指数だけでなく市場全体に売りが波及した。終値はこの日の安値となり、地合いの悪化が目立った。
買い先行後に上値重く、後場に下げ幅拡大
きょうの相場は、取引時間中に方向感が大きく変化した。日経平均は65,844円で始まり、一時66,792円まで上昇した。
ただ、その後は上値を維持できず、下げ幅を拡大した。後場には下落幅が1,000円を超え、終値は65,269円と安値引けになった。
半導体関連への利益確定売りが重荷
直近の相場では、半導体関連や電子部品への買いが指数を押し上げ、半導体株が相場をけん引する局面が意識されていた。日経平均が66,399円まで続伸したこともあり、上昇基調への期待は残っていたとみられる。
もっとも、きょうは高値圏で買いが続かなかった。上昇を支えてきた銘柄群への利益確定売りや、短期的な過熱感を警戒した売りが出たとの見方がある。
コニカミノルタは採用除外が重荷
個別材料では、コニカミノルタが日経平均採用銘柄から除外されると発表され、大幅続落した。指数全体への影響を過度に一般化することはできないが、採用銘柄の入れ替えは需給面で意識されやすい。
このため、同銘柄には個別の売り圧力がかかったとみられる。
終値で66,735円を下回り上値の重さ意識
日経平均は一時66,792円まで上昇したものの、終盤にかけて売りが優勢となり、65,269円で安値引けした。下落幅は1,000円を超え、相場の地合いは大きく悪化した。
市場では、日経平均の66,735円がボーダーラインとして意識されているとの見方もある。きょうの高値はこの水準を上回ったが、終値では大きく下回り、短期的には上値の重さが意識されやすい展開となった。
今後は、半導体関連など指数寄与度の高い銘柄への買いが再び広がるかに加え、プライム市場全体の値下がり銘柄数が落ち着くかが注目される。
投資判断はリスクを踏まえて
投資には価格変動などのリスクがある。短期的な値動きだけでなく、自身の資金状況やリスク許容度を踏まえ、投資判断は自己責任で行う必要がある。



