この記事でわかること
○ 私が含み益や含み損をあまり気にしない理由
○ 投資とシュレディンガーの猫の共通点
○ 投資家が本当に見るべきもの
○ 長期投資との向き合い方
結論
私は含み益も含み損もあまり信用していません。
なぜなら、
それはまだ途中経過だからです。
投資の結果は、
売却して初めて確定します。
それまでは利益も損失も確定していません。
私はこれを勝手に
「シュレディンガーの株式投資」
と呼んでいます。
シュレディンガーの猫
物理学には有名な思考実験があります。
箱の中に猫がいる。
箱を開けるまで、
猫は生きている状態と死んでいる状態が同時に存在している。
そんな考え方です。
もちろん現実の猫の話ではありません。
観測するまでは結果が確定していない、
という例えです。
投資も少し似ている
私は投資も似ていると思っています。
例えば、
ある企業の株を買ったとします。
一年後、
株価は20%下がっていました。
これは失敗だったのでしょうか。
まだ分かりません。
五年後には二倍になっているかもしれません。
逆もあります。
買った直後に50%上昇した。
これは成功だったのでしょうか。
まだ分かりません。
その後、大きく下落するかもしれません。
私たちは毎日株価を見ています。
しかし見ているのは結果ではなく、
途中経過です。
含み益も含み損も幻想である
含み益が出ると嬉しくなる。
含み損になると不安になる。
これは自然なことです。
私もそうです。
しかし、
冷静に考えるとどちらもまだ確定していません。
売却するまでは、
ただの評価額です。
もちろん資産価値として意味はあります。
ただ、
その時点で成功や失敗を決めつけるのは早いと思っています。
投資家は未来を観測できない
もし未来が見えるなら、
投資という行為そのものが存在しません。
誰もが勝てるからです。
しかし現実は違います。
未来は分からない。
だから利益も損失も生まれます。
私たちにできることは、
未来を当てることではありません。
良いと思った企業を選ぶこと。
リスクを管理すること。
そして待つことです。
本当に大切なのは買った理由
私は株価よりも、
買った理由を大切にしています。
なぜその企業を選んだのか。
なぜその価格で買ったのか。
なぜ保有を続けるのか。
ここがしっかりしていれば、
短期的な値動きに振り回されにくくなります。
逆に、
理由なく買った銘柄ほど、
株価ばかり気になります。
まとめ
私は含み益も含み損もあまり信用していません。
それはまだ途中経過だからです。
投資の結果は、
観測するまで分からない。
だから私は、
毎日の株価よりも、
買った理由や投資のシナリオを大切にしています。
投資家にできることは未来を当てることではありません。
自分なりの根拠を持ち、
リスクを管理し、
あとは待つことです。
箱の中の猫がどうなっているのか。
その答えは、
最後に箱を開ける日まで分からないのかもしれません
