日経平均、1,272円高で反発
日経平均株価の終値は66,754円となり、前日比+1,272円、騰落率は+1.94%だった。始値は66,129円で、安値66,014円を付けた後に上げ幅を広げ、高値は66,946円まであった。
前日までの続落で売りが先行しやすかった流れから一転し、きょうは反発色の強い展開となった。原油安や下半期入りに伴う買いが相場を支えたとの見方がある。
原油安と需給改善が支え
本日の上昇については、原油安が相場の支援材料になったとみられる。原油価格の下落は、一般に企業コストや物価への警戒を和らげる材料として意識されやすく、投資家心理の改善につながった。
下半期入りに伴うポジション構築の動きも意識された。新たな運用期間に入るタイミングでは、投資家が持ち高を調整することがあり、こうした需給面の買いが相場を押し上げた可能性がある。
前日までは、中間期末を控えた見送りムードや広範な銘柄への売りが指摘されていた。その反動として、きょうは買い戻しや自律反発が入りやすかったとみられる。
10日線を意識、下値不安はいったん後退
テクニカル面では、10日線を支持に自律反発につながるかが注目されていた。実際の値動きでは、寄り付き後の下値は66,014円にとどまり、その後は66,946円まで上昇した。
短期的な下値不安がいったん和らいだことで、買いが入りやすい地合いになったとの見方がある。一方、上昇幅は大きかったものの、きょうの材料だけで相場の基調が大きく変わったと判断することはできない。
今後は、原油安が引き続き支援材料として意識されるか、下半期入りに伴うポジション構築の動きがどの程度続くかが市場参加者の注目点となりそうだ。
投資には価格変動などのリスクがある。個別の投資判断は、十分な情報を確認したうえで自己責任で行う必要がある。



