為替差損は気にした方が良いが、気にするほどでもない

為替差損は気にした方が良いが、気にするほどでもない

この記事でわかること

○ 為替差損が資産へ与える影響

○ 為替を気にしすぎなくて良い理由

○ 為替ヘッジをおすすめしない理由

○ 私が為替リスクとどう向き合っているか


目次

結論

米国株や全世界株へ投資していると、避けて通れないのが為替の問題です。

実際、為替は資産額に大きな影響を与えます。

株価が上昇していても円高によって利益が減ることがありますし、逆に株価があまり伸びていなくても円安によって大きな利益になることもあります。

そのため、為替を全く気にしなくて良いとは思いません。

ただし、私は為替を気にしすぎる必要もないと考えています。

なぜなら、将来の為替を正確に予想することは誰にもできないからです。

為替は意識する。

しかし、それを理由に投資をためらったり、優良な投資先を見送ったりするほど気にする必要はない。

これが私の考えです。


為替の影響は想像以上に大きい

海外資産へ投資していると、多くの人は株価ばかりに目が行きます。

しかし実際には、為替もリターンを大きく左右します。

例えば、株価が10%上昇したとしても、その間に円高が15%進めば円換算では損失になることがあります。

逆に株価がほとんど動かなくても、円安によって大きな利益になることもあります。

つまり、海外資産へ投資する以上、為替リスクは避けて通れません。

私は「為替は関係ない」と言うつもりはありません。

むしろ、想像以上に影響の大きい要素だと思っています。


長期的にはゼロサムと言われている

為替について調べると、

「長期的にはプラスマイナスゼロに近づく」

という話を見かけます。

私も考え方としては理解できます。

ただし、これはかなり長期の話です。

数年単位で見ると、大きく円安に振れることもあれば、円高に振れることもあります。

実際に為替による恩恵を受けた投資家も多いでしょう。

だからこそ、

「長期的にはゼロサムだから気にしなくて良い」

という考え方も少し極端だと思っています。

為替の影響は確かに存在します。

ただ、それを正確に予想することが難しいだけなのです。


未来の為替は誰にも分からない

ここがこの記事で最も伝えたいことです。

よく、

「今は円安だから投資をやめておこう」

「円高になったら買おう」

という意見を見かけます。

しかし、未来の為替を予想することは非常に難しいです。

歴史的な円安だからといって円高になる保証はありません。

逆に、歴史的な円高だからといって円安になる保証もありません。

もし将来の為替が分かるなら、投資で苦労する人はいないでしょう。

私は将来を予想することよりも、

予想しなくても良い仕組みを作る方が大切だと思っています。


為替ヘッジはおすすめしない

私は基本的に為替ヘッジ商品を利用していません。

理由はシンプルです。

コストがかかるからです。

確かに為替ヘッジを使えば、円高による影響を抑えることはできます。

しかし、その代わりに手数料や運用コストが発生します。

私は、予想できない為替リスクを消そうとして長期間コストを払い続けるよりも、そのまま保有した方が合理的だと考えています。

長期投資では、こうした小さなコストの積み重ねも無視できません。


為替を理由に優良な投資先を逃す方がもったいない

私が最も避けたいのは、

為替を気にしすぎるあまり投資できなくなることです。

例えば、

全世界株

S&P500

先進国株

などは長期的な資産形成で人気があります。

しかし、

「今は円安だから」

という理由だけで何年も投資を見送れば、その間の企業成長や複利効果を取り逃す可能性があります。

私は、為替の変動よりも長期的な成長の方が重要だと考えています。

為替を気にして良い投資先を見送る方が、結果的に大きな機会損失になるかもしれません。


為替は重要だが、最優先ではない

私自身、為替を全く気にしていないわけではありません。

ただ、投資先を選ぶときの優先順位はそこまで高くありません。

長期投資において重要なのは、

・どの資産に投資するか

・どれだけ長く保有するか

・どれだけ積み立てるか

です。

為替もリターンに影響します。

しかし、それだけで投資判断を変えるほど重要ではないと思っています。

私の中では、

「意識はするけれど、振り回されない」

くらいの位置付けです。


まとめ

為替の影響は決して小さくありません。

実際、数年間で見れば資産額を大きく左右することもあります。

だからこそ、為替を全く気にしなくて良いとは思いません。

しかし、将来の為替を予想することは非常に難しいです。

円安だから買わない。

円高になるまで待つ。

そう考えているうちに、大切な投資機会を逃してしまうかもしれません。

私は為替を意識はします。

ただし、予想はしません。

為替を気にして行動できなくなるよりも、優良な資産へ長く投資し続けることの方が重要だと考えています。

為替差損は気にした方が良い。

でも、気にするほどではない。

長期投資家としては、そのくらいの距離感がちょうど良いのではないでしょうか。

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