この記事でわかること
○ 「悲観で買い、楽観で売れ」の本当の意味
○ なぜ初心者は逆張りで失敗しやすいのか
○ 私が悲観相場で意識していること
○ トレンドと感情の関係
結論
私は「悲観で買い、楽観で売れ」という言葉が好きです。
しかし、この言葉を
「下がっている株を買え」
という意味で解釈するのは危険だと思っています。
私が買いたいのは悲観そのものではありません。
長期上昇トレンドの中で起きる悲観です。
多くの人が勘違いしている
投資を始めたばかりの頃、
私もこの言葉を勘違いしていました。
株価が大きく下がる。
ニュースも悪い話ばかり。
みんな弱気になっている。
すると、
「今が悲観だから買い場だ」
と思ってしまいます。
しかし、それだけで買うのは危険です。
なぜなら、
悲観と下落トレンドは別物だからです。
例えば、
1000円だった株が
800円
↓
600円
↓
400円
と下落しているとします。
ここで
「安くなった」
「みんな悲観している」
「今が買い場だ」
と考えてしまう人は少なくありません。
しかし、その後さらに下がることもあります。
私が最初に見るのは長期トレンド
私はまず週足や月足を見ます。
長期で上昇しているのか。
それとも下落しているのか。
ここが一番重要です。
私が好きなのは、
長期上昇トレンドの中で発生する中期や短期の悲観です。
長期では上昇している。
しかし一時的に売られている。
市場参加者が少し弱気になっている。
そういう場面は比較的狙いやすいと考えています。
悲観はチャンス。でも場所が大切
同じ悲観でも、
場所によって意味が大きく変わります。
長期上昇トレンドの中の悲観は、
押し目や調整であることが多いです。
一方で、
長期下落トレンドの中の悲観は、
単純に下落が続いているだけかもしれません。
初心者はこの違いを見落としやすいと思います。
ナンピンが危険な理由
私が特に危険だと思うのは、
長期トレンドが崩れた後のナンピンです。
株価が下がる。
↓
悲観だから買い増し。
↓
さらに下がる。
↓
もっと買い増し。
↓
さらに下がる。
本人は
「悲観で買っている」
つもりです。
しかし実際は、
下落トレンドに逆らい続けているだけかもしれません。
長期トレンドが崩れているなら、
悲観ではなく環境そのものが変わっている可能性があります。
私が買いたい悲観
私が買いたいのは、
長期上昇トレンドの中で起きる悲観です。
なぜなら、
トレンドそのものはまだ生きているからです。
押し目。
調整。
一時的な悪材料。
そういった場面で市場が必要以上に悲観しているなら、
私はチャンスかもしれないと考えます。
もちろん短期の悲観も利用できます。
しかしその前提には、
長期トレンドが上を向いていることがあります。
この言葉は感情を見るための言葉
私は
「悲観で買い、楽観で売れ」
という言葉は、
売買手法を説明する言葉ではないと思っています。
市場が今どんな感情に支配されているのか。
それを考えるための言葉です。
大切なのは、
みんなと反対の行動を取ることではありません。
今の悲観は一時的なものなのか。
それとも長期トレンドそのものが崩れているのか。
そこを見極めることだと思っています。
まとめ
私は「悲観で買い、楽観で売れ」という言葉に賛成です。
しかし、
逆張りをしろという意味ではないと思っています。
私が買いたいのは、
長期上昇トレンドの中で起きる悲観です。
長期下落トレンドの中で、
安くなったからという理由だけで買うことはありません。
悲観を見る前に、
まずトレンドを見る。
私はその順番が大切だと思っています。
そして本当の意味での「悲観で買う」とは、
下落に飛び込むことではなく、
上昇トレンドの中で市場が一時的に弱気になった瞬間を狙うことだと考えています。
