日経平均は97円安で小幅続落、金利上昇警戒が重荷 割安株物色は下支え

日経平均は97円安、小幅続落

日経平均株価は66,215円で取引を終え、前日比-97円、騰落率は-0.15%となった。始値は65,885円で、取引時間中は65,577円まで下げる場面があった一方、66,526円まで上昇する場面もあった。

終値では小幅続落となったが、売り一巡後は下げ渋った。相場全体では、一方向に大きく傾く展開にはならなかった。

金利上昇への警戒が重荷、下値では買いも

本日の市場で意識されたのは、長期金利が3%をつける中での株式市場への影響です。金利上昇は一般に株式の相対的な投資魅力を低下させやすく、成長期待の高い銘柄や指数寄与度の大きい銘柄には重荷になりやすいとの見方があります。

市場では「金利3%時代」への警戒感が上値を抑えたとみられます。一方で、日経平均は安値から下げ幅を縮小しました。

売りが一巡した後は、割安感のある銘柄を物色する動きが支えになったとの見方があります。日経平均が小幅安にとどまった一方、TOPIXは小幅高となり、9連騰しました。

このことから、指数全体が全面的に売られたというより、銘柄間で資金の向かう先に差が出た相場だったとみられます。

指数寄与度の大きい銘柄が重し

日経平均の重さには、指数寄与度の大きい銘柄の下落も影響しました。大引け時点の寄与度では、東エレクとファーストリテの2銘柄が日経平均を約242円分押し下げたとされています。

日経平均は一部の値がさ株の影響を受けやすいため、こうした銘柄の下落が指数の見た目以上に相場の印象を弱くした可能性があります。

ただ、TOPIXが上昇したことは、幅広い銘柄への買いが残っていたことを示す材料と受け止められます。金利上昇への警戒と、割安株を拾う動きが綱引きとなり、日経平均は小幅な下落にとどまりました。

今後は金利と物色のバランスに注目

今後は、金利上昇を市場がどの程度織り込むかに加え、指数寄与度の大きい銘柄と割安株物色のバランスが注目されます。短期的な値動きや長期的な見通しへの関心はありますが、相場の方向を断定することはできません。

投資には価格変動などのリスクがあり、投資判断は自己責任で行う必要があります。

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