トンチン保険は本当に必要?投資家目線で考えてみた

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トンチン保険とは

トンチン保険(長寿保険)は、長生きした人ほど多く受け取れる保険です。

加入者が支払った保険料を原資に、平均寿命より早く亡くなった人の分も含めて、長生きした人へ年金として支払われます。

つまり、

短命なら受取額は少なくなり、

長生きするほど受取額は増える仕組みです。

一見すると悪くない

私も最初に調べた時は、

「意外と悪くないな。」

と思いました。

商品によって差はありますが、

支払った保険料に対する受取額を計算すると、年率5%前後になるものもあります。

数字だけを見ると、

決して悪い商品ではありません。

投資との決定的な違い

ここが、投資家として一番気になった部分です。

例えば高配当ETFなら、

年間4〜5%程度の配当金を受け取りながら、

元本そのものも資産として残ります。

価格は上下しますが、

市場で利益を生み続け、

必要になればいつでも売却できます。

一方、

トンチン保険は保険料を支払った時点で、

その元本を自分で運用することはできません。

受け取る年金は契約どおり支払われますが、

途中で現金化したり、

市場で増やしたりすることもできません。

つまり、

投資は元本そのものが利益を生み続ける仕組み。

トンチン保険は元本を年金へ変える仕組み。

同じ老後資金でも、

お金の働き方はまったく違います。

私の考え

私は、トンチン保険が悪い商品だとは思っていません。

長生きリスクに備える保険としては、よく考えられた商品です。

ただ、投資家という立場で考えるなら、優先順位は高くありません。

理由は、元本がお金を生み続ける力に大きな違いがあるからです。

投資では、元本が配当や値上がり益を生み、複利によって資産が成長していきます。

一方、トンチン保険は、支払った保険料そのものが新たな利益を生み出す商品ではありません。

だから私は、老後資金を準備するなら、まずは投資で資産を育て、その上で長生きリスクへの備えとして必要なら検討する商品だと考えています。

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