投資を調べていると、必ず出てくるのがオルカン(全世界株式)です。
「初心者ならオルカン一択。」
という人もいれば、
「オルカンなんて買う意味がない。」
という人もいます。
同じ商品なのに、ここまで評価が分かれるのはなぜでしょうか。
私は、その理由はとてもシンプルだと思っています。
オルカンは「世界全部」を買う商品
オルカンは、一つの国に投資する商品ではありません。
アメリカ。
日本。
ヨーロッパ。
新興国。
世界中の国をまとめて買います。
つまり、
調子の良い国も買う。
調子の悪い国も買う。
これがオルカンです。
肯定派は「未来は分からない」と考えている
オルカンを勧める人の考え方はシンプルです。
未来なんて分からない。
だから全部買う。
例えば今はアメリカが強い。
でも30年後は?
誰にも分かりません。
昔は日本が世界一だった時代もありました。
これからインドが伸びるかもしれない。
別の国が台頭するかもしれない。
だったら最初から全部買っておけばいい。
これがオルカン肯定派の考え方です。
否定派は「勝つ国が分かる」と考えている
逆に否定派はこう考えます。
世界には、
伸びる国。
伸びない国。
両方あります。
だったら、
伸びない国まで買う必要ある?
という考え方です。
例えば、
「これから30年はアメリカが強い。」
そう思うなら、
S&P500だけでいい。
「日本が復活する。」
そう思うなら、
日本株だけでもいい。
つまり、
勝つ国を選べるなら、オルカンは必要ありません。
オルカンは平均点しか取れない
ここが一番大事だと思っています。
オルカンは、
世界一を当てる商品ではありません。
常に平均点を取り続ける商品です。
世界一伸びる国があっても、
その国だけに投資する人には勝てません。
逆に、
世界一落ちる国だけを買ってしまうこともありません。
つまり、
80点は取り続ける。
100点は狙わない。
そんな商品です。
平均点は悪いことじゃない
日本では「平均」という言葉は少しネガティブです。
でも投資では違います。
平均点を30年間取り続ける。
実はこれ、
かなり難しい。
途中で勝つ国を当てようとして、
外す人もたくさんいます。
だから私は、
平均点を取り続ける商品というだけでも、
十分価値があると思っています。
結論
オルカンは、
誰にとっても最強の商品ではありません。
勝つ国を分析できる人。
世界経済を読み続けられる人。
そういう人なら、オルカンより高いリターンを狙えます。
一方で、
未来は誰にも分からない。
だから世界全部を持つ。
そんな考え方の人には、これ以上ない商品です。
一つだけ覚えておくなら、
オルカンは100点を狙う商品ではありません。
世界がどう変わっても、平均点を取り続ける商品です。
平均点しか取れないことを欠点と考えるか。
平均点を取り続けられることを強みと考えるか。
結局、オルカンを好きか嫌いかは、その考え方の違いなんだと思います。
